福岡パルコとイムズは、2013年3月12日から4月1日にかけて、世界遺産条約採択40周年を記念したチャリティアート展を開催する。
なかでも「『レゴ(R)ブロック』で作った世界遺産展PART-3」と題した展覧会では、これまでに展示されてきた「ピラミッド」や「アンコールワット」、「サグラダファミリア」などの作品に、「ウイーン歴史地区」や「シドニー・オペラハウス」、「日光東照宮」などを加えた40作品が鑑賞できる。
また、国内外のアーティスト40組による作品や、文化人からのメッセージ、宇宙から見た地球の映像なども展示されることになっており、“地球を感じる”趣向がふんだんに取り入れられた展覧会となっているようだ。
会場は、パルコ会場が、パルコファクトリー(福岡パルコ8F)午前10時から午後8時30分まで。イムズ会場の場合は、三菱地所アルティアム(イムズ8F)で、午前10時から午後8時までとなっている。なお、入場は、閉館30分前までになっており、最終日は午後4時閉場となる。
共通入場券は、大人一名400円(中・高校生含む)、小学生は200円、小学生未満は無料。また、期間中は、一枚の共通入場券で、2つの会場に入場できる。
『レゴ(R)ブロック』は、デンマークの玩具会社であるレゴ社の組み立てブロック製品。年々、完成品の写実度が高まっており、この3月には、“レゴアーキテクチャーシリーズ”に「帝国ホテル」も登場するそうだ。そういった精緻なデザインの再現を可能にするのは、さまざまな種類のピースが欠かせないわけで、今回の展覧会のテーマでもある「ピース」は「平和」も意味しており、組み合わせる要素の多さは、現代の雑多な世界が仲良くなれるようにとの願いを暗示しているのかもしれない。
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