国立西洋美術館では、2013年7月9日から8月25日までの期間に、「ピカソが描いた動物たち―ビュフォン『博物誌』にもとづく挿絵本より」と題した展覧会を開催する。
開館時間は、午前9時30分から午後5時30分までで、毎週金曜日は、午前9時30分から午後8時まで。ただし、入館は閉館の30分前まで。
休館日は、毎週月曜日(ただし、7月15日、8月12日は開館)と、7月16日。
観覧料金は、当日分が、一般420円、大学生130円、20名以上の団体では、一般210円、大学生70円。
高校生以下及び18歳未満、65歳以上は無料。また、FUNDAY開催日(8月10日、11日)は、観覧無料。
この展覧会では、絵画や彫刻、陶芸などの作品で知られる「パブロ・ピカソ」の隠れた一面ともいえそうな版画が、閲覧できるとのこと。
『博物誌』の原著では、もともと生物の図像が添えられていたが、ピカソは、それにとらわれずに、動物や鳥、昆虫などの姿を30点あまりの版画に表したといわれている。
『ゲルニカ』にも代表されるように、エキセントリックな画風をイメージしてしまうピカソだが、今回の展覧会では、動物を見守るその優しい目にも注目したい。
国立西洋美術館リリース