東北歴史博物館では、2013年4月27日から6月16日までの期間、「美しき東北の街並み~鳥のまなざし吉田初三郎の世界~」と題した春の特別展が開催されている。
この展覧会は、昭和初期から昭和30年頃に、地元の画家である吉田初三郎が描いた大判で色彩豊かな“鳥瞰図”の原画を中心に、東北地方の街並みの美しさが紹介されている。
開館時間は、午前9時30分から午後5時までで、休館日は、毎週月曜日。ただし、月曜日が祝日・休日の場合は、翌平日が休館日となる。
観覧料金は、一般500円、シルバー400円、高校生200円、小中学生100円。なお、シルバーは、昭和23年12月31日以前生まれの方を指しており、20名以上の団体の場合は、一般400円、シルバー320円、高校生160円、小中学生80円となっている。
初三郎自身、“鳥瞰図”を描く際には、その街を特徴付ける「ランドマーク的な建物」に着目して描いていたそうだ。東北の厳しい天候にさらされながら、さまざまな人々が生活を営んできた街が、空を駆ける鳥の目線で描かれている姿に、より郷愁を覚える人も少なくないのだろう。
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