三ヶ日みかんを95％使用したシャーベット「三ヶ日みかん少年」を販売開始

シー・ブルーム株式会社は、同社が運営する国内産の材料にこだわったスイーツ販売サイト「おやつ時間のお店屋さん」で、三ヶ日みかんを95％使用したシャーベット「三ヶ日みかん少年」を6月29日から販売する。お中元のパーソナルギフトに照準を合わせた商戦だ。

三ヶ日町は有田みかん、愛媛みかんと並ぶ日本有数のみかん産地。浜名湖に面し、みかん作りに最適と言われる日当たりのよい南向きの斜面一面がみかん畑。しっかりした甘さと酸味のバランスがよい三ヶ日みかんは毎年高値で取引されている。
「三ヶ日みかん少年」は、その三ヶ日みかんを丸ごと使用、皮ごと低温加熱処理することにより、外果皮、内果皮などに含まれる栄養素を余すところなくシャーベットにした健康食品。主に食物繊維、各種ポリフェノール、各種ビタミンが含まれており抗がん・抗アレルギー・ダイエット効果に効果があると言われている。この「皮ごと丸ごと溶かす技術」は、経済産業省・農林水産省より、地域産業資源活用事業計画に認定されている三ケ日町の誇る最新技術だ。


同製品の原料となる 三ヶ日みかんは、最終的に未食品として外されたみかんのみを使用している。規格からわずかに外れた見た目や大きさという理由で、従来は焼却・廃棄処分されていた三ヶ日みかんを生まれ変わらせ、焼却にかかる二酸化炭素の排出量やコスト、環境負荷を飛躍的に削減した。

同社は、家族やお友達など身近な人に贈るお中元（パーソナルギフト）に、エコ、産地商品、健康などすべての視点から最適の商品だと考え、販売に力を入れている。

未食品として外されてきた規格外品を健康食品として蘇らせた企画力と新技術がビジネスとして成功するかどうか大いに注目したい。



おやつ時間のお店屋さん