
日本古書籍商協会(ABAJ)は、3月20日(金)~22日(日)の3日間にわたり、日本最大級の古書市「国際稀覯本フェア2020-日本の古書 世界の古書-」を東京交通会館展示会場にて開催する。
およそ5,000点の古書が出品
ABAJ創立56年目の開催となるこの催しには、日本国内の古書店はもちろん、ニューヨークやヨーロッパ等の海外の書店からも古書(古地図・美術画・浮世絵なども含む)が集い、およそ5,000点の古書が出品される予定。
今回最高価格となる約2億円のコペルニクスの洋書や、織田信長・武田信玄・豊臣秀吉ら25通の書状が手鑑となった『雲烟林』、世界的にも人気が高まる浮世絵の巨匠・葛飾北斎の画『みやことり』など歴史的価値も高い希少な古書が出品される。
また、1円玉サイズの極少“豆本”の『かちかち山』、小泉八雲が江戸時代にタピオカドリンクのレシピを載せたレシピ集『クレオール料理』などの珍書なども出店される国内最大級の古書即売会となっている。
入場料は無料。 (慶尾六郎)