
佐賀県立博物館は、4月12日(金)から7月15日(月・祝)まで開催中の「最上大業物 忠吉と肥前刀」展にて、肥前刀の世界をより深く知ることのできる関連イベント『「日本刀」ってどんなもの?―刀の手入れと拵(こしらえ)あれこれ―』を、6月22日(土)に開催する。
鎌倉時代から室町時代の名刀を74点展示
「最上大業物 忠吉と肥前刀」展は、江戸時代の専門書で「最上大業物(さいじょうおおわざもの)」と最高級の評価を受け、将軍家への贈答用として用いられた肥前刀を作った佐賀藩主鍋島家の御刀鍛冶(御用刀工)の肥前忠吉(肥前忠広)とその一門の作品を展示するもの。
鎌倉時代から室町時代の名刀を、佐賀ゆかりの作品を中心に74点を紹介しており、「よみがえる肥前刀」以来15年ぶりの大規模な展覧会となる。
この関連イベント『「日本刀」ってどんなもの?―刀の手入れと拵(こしらえ)あれこれ―』では、太刀・刀(打刀)・脇指・短刀それぞれの拵(こしらえ)の違いや現代の白鞘(しらさや)と昔の白鞘の違いを紹介し、実際に手入れの仕方などの話を交えながら、拵から外して白鞘に収めるまでの一連の工程を見学できる。
■関連イベント「日本刀」ってどんなもの?―刀の手入れと拵(こしらえ)あれこれ―
日時:6月22日(土曜日)14時~15時予定
場所:佐賀県立博物館3号展示室(展示会会場)
講師:佐賀県立博物館 職員
参加費:無料
事前申込:不要
問合せ先:佐賀県立博物館・美術館 TEL:0952-24-3947 Email:hakubi@pref.saga.lg.jp (慶尾六郎)