「家族介護」テーマに講演会や座談会
5月20日、NPO法人の介護者サポートネットワークセンター・アラジンによる家族介護者向けのフォーラムが開かれました。臨床心理士の信田さよ子氏(原宿カウンセリングセンター所長)による「ケアから見える母娘の関係性」に関する講演や、「介護者が地域につながるために―それぞれが今できること」をテーマとした座談会などが行われました。
「介護は感情込めすぎず、女優になったつもりで」
CBニュースによると、臨床心理士の信田さよ子氏(原宿カウンセリングセンター所長)は、講演で介護のために母親の家まで行くのがつらくなった女性が、こうした自分の感情に罪悪感を持ってさらに苦しむケースを紹介。
「介護は感情を込めようとしない方がいい。女優をやっているつもりで、介護という行為をするくらいがいい」
と強調しました。
また座談会には研究者や専門職、家族介護者らが参加し、家族介護者には同じ状況にある人同士が集まり、悩みを打ち明けられるコミュニティーなどが必要、などの意見が出されました。

家族介護は「女優になったつもりで」- フォーラムで臨床心理士(CBニュース)
http://www.cabrain.net/news/regist.doNPO法人介護者サポートネットワークセンター・アラジン
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