
晴れ渡る2012年5月5日。こどもの日であると同時に、日本中の原発が停止する日となった。この日、「さようなら原発1000万人アクション」主催の「原発ゼロの日 さようなら原発5.5 (ゴーゴー)集会」が東京・芝公園で開催された。
「原発ゼロの日 さようなら原発5.5 (ゴーゴー)集会」
集会にはおよそ5,500人が参加。こどもの日にちなみ、参加者はひとりひとり「さようなら原発」鯉のぼりを持って東京タワー周辺を行進した。それぞれ、「原発はいらない」「再稼働を許さない」という思いを胸に秘めていた。
「さようなら原発1000万人アクション」は、オンライン上で「脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会を求める署名」を求めており、4月27日現在約650万人の署名が集まっている。6月頃に一次集計分として、野田首相に渡す予定だという。
世界一の原発輸出国であるフランスでは、原発反対派である社会党のオランド氏が次期大統領に決まりかけている。フランスの原発政策が変われば、世界全体の原発政策に大きな影響を与えるだろう。
後に、日本国民が、5月5日が「こどもの日」であり、「原発ゼロの日」となった事を感慨深く振り返る日が来るかもしれない。
さようなら原発1000万人アクション