ごまどうふの製造販売・豆腐創作料理専門店「永平寺禅どうふの郷 幸家(さちや)」を経営する有限会社幸伸食品は、約800年もの歴史を持つ寺院 永平寺における精進料理の極意を結集した淡味だし『典座(てんぞ)精進だし』を12月2日より発売開始した。
素材の自然の持ち味を引き出す
禅寺の精進料理で使われる昆布・椎茸・大豆等といった植物性素材の産地にまでこだわり、化学調味料・保存料無添加で作っている。しかも、ティーパックタイプであるため日々の料理に手軽に使う事が出来る。だし自体はあっさり目の味で、調理する素材の自然の持ち味を引き出すという精進料理の極意「淡味」を活かした点が特長だ。野菜や大豆などの穀物類を使った昔からある伝統的な和食によく合い、体にやさしい味で小さな子供から年配の方まで安心して食べられる。
「典座」の由来
今から約800年前に永平寺の開祖「道元禅師」が「良き食生活なくして充実した修行なし」と説き、永平寺の精進料理は長い歴史の間、修行僧達による厳しい修行生活の中で、休むことなく脈々と引き継がれてきた。精進料理では「人間の命は他の命をいただく事で支えられている」と考えられているため、食材を限りなく大切に調理し食すことが何よりも大切。そのため、永平寺では、修行僧達の食の一切を司る「典座」は、特に重職とされた。典座の下で心を込め手間をかけた調理で素材本来の味を最大限に引き出した永平寺の精進料理こそが日本の食の原点と言われる由縁だ。
商品概要
商品名 :典座精進だし
価格 :1,980円(税込) 7.8g×30包(自家用アルミ袋入り)
1,800円(税込) 7.8g×20包(レシピ本付、贈答用箱入り)
販売場所 :幸伸食品直営店幸家にて直販
ホームページ、楽天市場にて通信販売
「頂きます」とは、食材の命を「頂きます」という意味だそうだ。その気持ちで料理された食事を残す人はいない。ファーストフードに慣れた食生活を少し見直そう。
幸伸食品直営店幸家