印西市レンタサイクル社会実験
北総線の千葉ニュータウン中央駅・印西牧の原駅およびJR木下駅周辺に設置されたサイクルポートで、地域住民および地域を訪れた人などに自転車を無料貸出する実験。 千葉県印西市のまちづくり推進課と市民により企画され、8月11日から 11月7日まで実施されている。利便性向上と交流ネットワーク形成、渋滞緩和やCO2削減などの観点から、今後継続的な事業として展開が可能か検証を行っている。
放置自転車のリサイクル車80台を提供
放置自転車をリサイクルし、販売およびレンタルする【エコチャリ】を運営するバイクオフコーポレーションは、印西市が実施している【レンタサイクル社会実験】 にリサイクル自転車を提供する。同社の自転車が自治体の事業で使用されることは初めて。提供する自転車は、シティサイクルをはじめ、子ども乗せ自転車、子供用自転車、電動アシスト自転車など4種類・計80台になる。いずれも、放置自転車をリサイクルした自転車で、貸出前に自転車安全整備士によって整備・点検されたものだ。
放置自転車の削減へ
今後、駐輪場に保管されている引き取り手のない自転車を回収して再整備し、レンタサイクルとして再使用することができれば、駐輪場の放置自転車問題の有効な解決の糸口となる。同社は今後も循環型社会の形成や社会貢献の立場から、放置自転車を回収・リサイクルし【エコチャリ】だけではなく自治体による社会実験にも積極的にリサイクル自転車を貸し出していく方針だ。
都市の放置自転車は目に余る地区もあり防災上も問題である。リサイクルして無料で貸し出すアイデアは素晴らしい。全国の自治体にも見習ってほしいものだ。
エコチャリ株式会社バイクオフコーポレーション