東日本大震災の余波のなか、3月16日にシンディ・ローパー(Cyndi Lauper)が東京・渋谷のオーチャードホールでのライブを決行した。
最新アルバムの『メンフィス・ブルース(Memphis Blues)』日本盤を2月23日に発売したばかりでワールド・ツアー中のシンディは、東日本巨大地震が起こった3月11日に日本に到着。13日に受けたスポーツ報知誌でのインタビューで日本の人々に明るい気持ちになってほしいとの気持ちから開催を決意、ライブで節電や募金を呼びかけると述べていた。
ライブの開催については、前日の15日まで主催者側との話し合いが続いたという。この日、ライブのチケット2000枚が完売していたが、会場に足を運んだのは約1700人。シンディは、『メンフィス・ブルース』に収録されている曲を中心に合計16曲を披露した。会場のロビーには義援金募金箱も置かれ、一日も早く被災地が復興することを願っていた。
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