日本食文化検定
平安時代より宮中において庖丁道、日本料理道を正業としてきた四條司家が、次世代に日本の美しい食文化を伝承するため、日本食文化検定を実施する。日本食文化検定とは
世界に類を見ない美と美味のある素晴らしい日本料理の食文化を、世代を超えて多くの方々に知っていただくことを目的にしております。
私たちは、物心つく以前から日本語を話し日本食を食べて成長してきましたが、話すことも食べることも日常的なので、お互いの心を通わせることができる場である食卓や宴席で、いつの間にか自分流儀の話し方、食べ方になり、相手や食への感謝の心が失われつつあります。
核家族化が進み祖父母からの教えや言い伝えの伝承がされにくい時代ですが、この検定を受講・受験をすることで日本料理の原点、様式、作法などを基礎から学んでいただけたら幸いです。
という日本料理の精神性を重んじた料理文化検定だ。
日本料理の起源
日本料理の起源は神にお供えする神饌であった。神に生きていくための食材を与えてくれたことへの「感謝の心」をもってお供えするもの。つまり、日本料理は「感謝の心」の精神性を内在して始まり人々に「感謝に心」を養い発展してきた。
核家族化の現代社会において、祖父母からの言い伝えの伝承がされにくい現代、この検定試験の学習を通じて、「日常の食生活において「感謝の心」が養われていければ」という事が主催者の願いだ。
検定概要
会場試験、通信教育講座のどちらでも資格を取得できる。
会場試験:11月7日
(東京 四ツ谷 上智大学)
通信教育講座
6月1日より「日本食文化検定」3級の通信教育講座を開講する。
■ 申込期間
年間を通して募集を行っています。学習を始めたいときにいつでもお申込みいただけます。
■ 受講資格
学歴・年齢・性別・国籍に制限はありません。
但し、日本国内に連絡可能な住所があること。
■ 学習方法
毎月送られてくるテキストの内容を理解し、択一式問題と記述式問題に解答します。
第1回~5回の全ての問題で合格基準を満たし、修了試験に合格すると修了となります。
■ 在籍期間
在籍可能期間は受講開始後一年間です。
■ 教 材
① 「公式テキスト 基礎編」 (全5冊)
第1回 日本料理とは
第2回 日本料理作法
第3回 日本料理の歴史と様式
第4回 歳時
第5回 慶事・弔事
② 問題用紙、解答用紙、質問票
③ 学習のしおり、受講証
■ 認定証
修了者には認定証が授与されます。
■ 受講料
3万円 (テキスト代含む)
海外の料理人が日本料理に注目している。和包丁の巧みな包丁さばきはフランス料理では出来ない。日本の誇る文化である。
特定非営利活動法人四條司家食文化協会株式会社日本食文化検定協会