
株式会社クオリアートは、10月1日(金)~3日(日)の期間、『Personal wares ― 属人器 ~シングルオリジンの有機茶と瀬戸焼~』展示販売会を開催する。また、9月30日(木)、10月1日(金)にはプロ向けの展示商談会も開催する。
日本の伝統的な食文化は、「新しい生活様式」へのヒント
タイトルにある「属人器」とは、考古学用語で、自分だけが使う食器や道具を意味する言葉。自分専用の箸やお茶碗のほか、「マイボトル」や「マイカップ」もこれに該当する。自分だけが使う食器があることは、世界的にとても珍しい文化だ。
日本では古来より、口をつけて使う食器には使った者の魂が宿ると信じられ、それを使う者の分身として大切に扱われてきたた。さらには、感染症予防という衛生機能も持ち合わせている。個人用のセット化した食器を並べる様式は、その後も連綿と受け継がれている。
今展では、幕末から全国的に普及した個人用の食卓「箱膳」と、個人用の茶道具をセットにした「茶箱」を切り口に、「瀬戸焼」と「有機茶」を展覧する。
瀬戸焼は、「六(ろく)古窯(こよう)」(中世から続く歴史ある六つの焼物の産地)の中で唯一、釉薬による彩色が行われてきた。日本の「うつわ」の代名詞として、1,000年もの間、日本の食卓に欠かすことができない存在となっている。会場では、その色彩、形、手触り、使い勝手の良さなどを実感することができる。
「うつわ」と同じく、「お茶」も日本の食卓に欠かせないもの。今展では、静岡、愛知、京都、鹿児島の4産地の気候・風土を生かして生産された「有機茶」を選りすぐって紹介。会場では、拝覧した「瀬戸焼」の一部と「有機茶」を実際に買い求めることもできる。
また、9月30日(木)、10月1日(金)ではプロ向けの展示商談会も開催。商談会は予約制。
メール( jpfarmers.intl@lives.ne.jp )または電話(03-5792-4408)にて問合せが必要。
<開催概要>
日時:10月1日(金)~3日(日)11時~20時
※最終日は、19時クローズ
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
https://www.spiral.co.jp/場所:〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F
TEL:03-3498-1171(スパイラル代表)
アクセス:地下鉄表参道(銀座線・千代田線・半蔵門線) B1/B3(エレベーター有)出口
SNS:Instagram @japans_single_origin
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