
「調理ロボットサービス」を開発しているコネクテッドロボティクス株式会社は、フードサービスの展示会である「国際ホテル・レストランショー2020(HCJ2020)」に出展する。今年度は新しく紹介する3種類のロボットサービスを含む全6種類のロボットを展示する。
そばをつくるロボットや皿洗いロボット登場
同社のそばロボットは、そばを茹でる、洗う、締めるという工程を自動で行うことが出来る。
この取り組みは、JR東日本スタートアッププログラムに採択され、JR東日本スタートアップ株式会社と株式会社日本レストランエンタプライズと連携して進めている。今後JR東小金井駅の「そばいち」にて実証実験を行う予定。
同プロジェクトは、東京農工大学水内研究室との共同研究として開発を進めてきたもの。これまでに展示会で発表してきたデモ機を、実際のキッチンで稼働させるために製品化した食洗ロボットに仕上げた。
飲食店における皿洗いは臭い・汚い・きついと言われ敬遠される仕事とされてきた。同社のサービスを活用することで、スタッフは残飯を捨てて皿を置いておくだけで、あとはロボットが皿を認識し、予備洗い、食洗機での洗浄、洗浄後のお皿を棚に並べる作業を自動で実施する。
国際ホテル・レストラン・ショー出展概要
【会期】2月18日(火)~21日(金)10:00~17:00(最終日は16:30まで)
【会場】幕張メッセ 国際展示場7ホール
【出展ロボット】ブースを3つに区切り、テーマに合わせた調理ロボットを展示。 (慶尾六郎)