神奈川県箱根にあるポーラ美術館と東京にある国立西洋美術館は、2013年4月18日、共同開催による、「モネと19世紀フランス風景画」を総覧する展覧会を開催することを発表している。
まず、2013年7月13日から11月24日までの期間、ポーラ美術館で開催され、その後、2013年12月7日から2014年3月9日までは、国立西洋美術館での開催となる。入館料は、ポーラ美術館が、一般当日1,800円、国立西洋美術館が、一般当日1,400円。
今回の展覧会では、30点を超えるモネの油彩画を中心に、マネからピカソに至る数多くのコレクションから選び出した、総数約100点に届く同時代の作品を一堂に会することで、モネの絵画空間の独自性を探る趣向になっているようだ。
「クロード・モネ(1840年生、1926年12月5日没)」は、印象派を代表するフランスの画家。「光の画家」の別称があり、自然の外光の描写を追求した生涯には、『睡蓮』や『ポプラ』の連作を残している。日本の浮世絵に影響を受けたエピソードも有名。
風景画を描き続けたその人の画風には、一服の清涼感が味わえるのも確か。夏から秋の箱根へ、そして、冬から春の東京へ、モネの旅は続く。
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