
高山市は、新酒完成の祝いと五穀豊穣を願って、飛騨の若者が酒樽神輿(さかだるみこし)を担いで、飛騨高山の街を練り歩くお祭り「第22回雫宮祭(しずくみやまつり)」を、3月16日(日)に開催発表した。
酒米で造った神酒「神のしずく」の当日限定販売あり
この祭は、平成15年11月に地域の伝統と文化を祝うことを目的に始まったもので、現在は「神のしずく」と呼ばれる御神酒(おみき)の完成祝いと五穀豊穣や商売繁盛を祈願する祭として、地域の人々に愛される行事となっている。
若者たちが担ぐ神輿は、高山陣屋前広場を発着点として、街中を練り歩き、賑やかな雰囲気とエネルギーをまちに届ける。巡行の途中、宮前橋の宮川河川敷では、「人」「酒」「神輿」が一体となった入水や手筒花火で厄払いを行う。
陣屋前広場会場では、実行委員会のメンバーが田植えから携わった酒米で造った神酒「神のしずく」の当日限定販売もあり、また地元アーティストによるパフォーマンスやキッチンカーの出店もある。
●第22回雫宮祭(しずくみやまつり)
期日:3月16日(日)
メイン時間:9:30~15:00
開催場所:
高山陣屋前広場会場(岐阜県高山市八軒町)
・御神酒「神のしずく」限定販売
・特設ステージでの音楽イベント
・キッチンカー
宮前橋宮川河川敷会場(岐阜県高山市七日町)
・神輿入水神事
(坂土直隆)