大阪府泉大津市は、11月4日(月・振替休日)に、市制施行82年で過去最大規模の「大防災訓練」を実施する。
出張ラジオ局「能登ラジオ」が開設
この訓練は、11月5日(火)の「津波防災の日」に先駆けて行われ、午前9時から正午までを「全市民対象」の情報伝達訓練、324人の市民防災リーダーと職員による「全避難所」の同時開設訓練、そして「全職員対象」の初動対応訓練を行う。
会場は、市役所前の「東雲公園」と泉大津駅前の「アルザタウン泉大津」の2か所。
東雲公園では、12の体験ブースと自衛隊や消防などの緊急車両の展示コーナーを開設する。また、半年間職員を能登半島へ派遣し、被災地で築いた “絆” や “新たな発見” を届ける出張ラジオ局「能登ラジオ」が開設される。さらに、「ぜんざい」の炊き出しや「避難所の食事500食」 も用意している。
アルザタウン泉大津3階では、ホームセンターのコーナンが運営するキャンプ専門店「CAMP DEPOT」とコラボした「キャンプ×防災」のコーナーや、おしゃれな防災グッズを扱うKOKUAによる防災グッズの展示・防災診断なども予定している。
(坂土直隆)