芸術・文化祭が埼玉で開幕
「第11回全国障害者芸術・文化祭 埼玉大会」が開幕した。4月にはオープニング企画として、パリ市立アン・サン・ピエール美術館に展示された日本人作家63人の凱旋展が開催された。
障がい者アートは、近年では「アウトサイダーアート」とも呼ばれ、その豊かな独創性や個性的な表現、デザインが注目を集めている。
6月25日(土)、26日(日)には、障がい者のアート活動の支援に興味がある団体、個人を対象にした「障害者アートマネジメントセミナー」が開催され、障がい者アートを広く社会・市場につなげていくための取り組みについての話し合いが行われる。
障がい者によるコンサートも開催
また、7月10日(日)には、上尾市で「障害者コンサート」が開催される。出演は、地元のNPOや高校、ケアセンターなどに在籍する障がい者。コミカルなパフォーマンスを交えた打楽器演奏や、100人を超える大迫力の合唱など、多彩なプログラムで構成される予定となっている。
「全国障害者芸術・文化祭」は、障がい者の文化・芸術活動への参加を通じ、優れた作品を広く紹介することで国民の理解と認識を深め、障がい者の社会参加や自立の促進を目的として毎年開催されている。

全国障害者芸術・文化祭ホームページ
http://www.saitama-artfes.com/index.html